1人で訪問することの

恐怖感に対する取り組み

 求職者の方々からよく聞かれることとして、1人で訪問することの恐怖感やプレッシャーがあるということが聞かれます。特に訪問看護を未経験の方はまず最初に悩むところだと思います。

 1人で訪問することは、看護スタッフもリハビリスタッフも同様に躊躇するところになります。

 青葉リハ訪問看護ステーションでは、不安やプレッシャーを少しでも軽減するために、話し合いながら工夫をしています。

大前提として

利用者情報は細部まで拾います

 青葉リハ訪問看護ステーションの特徴の1つと言っていいと思いますが、利用者情報は細部まで確認します。

訪問看護の依頼までの流れですが、

①ケアマネジャーより依頼

②契約・初回看護

③訪問開始

となります。

①の依頼の時点でしっかりと情報をお聞きすること、青葉リハ訪問看護ステーションは全国的にも珍しい、事務員がいません。基本的には役員か役職者が情報を受けますので、医療職種がまず情報を確認します。

次に②契約・初回看護で管理者か副管理者が初回看護を行います。より最密に利用者情報を確認し、ご本人様のご希望やニーズをお伺いしてきます。

③以上のような情報がある前提でスタートしますので、【いきなり1人で全部をしなければならない】という状況にはなりません。

訪問は1人ですが、

相談支援チームが控えています!

 青葉リハ訪問看護ステーションでは役員も医療職種です。役員2名、管理者、副管理者3名が利用者の把握をしており、確実に誰かが空いている状況を作っています。

 訪問看護やリハビリ自体は1人で伺う形になります。ただ、利用者がいつもと様子が少しでも違った場合や「あれ?」と思ったことについては、いつでも役員や役職者へ連絡でき、必要な場合は訪問先へも駆けつけます。相談支援が常に後ろへ控えていると考えて頂き、後ろに控えている体制づくりをしています。

訪問したらご逝去されていた

倒れていた時どうする?

 

 事前のアセスメントでリスクが把握できる時もありますが、急変時等はそうもいっていられません。

 2016年の開設してから訪問時にご逝去されていた、倒れていたということはありませんでしたが、もし遭遇した場合には、相談支援チームに連絡し、絶対に一人で対応しないようにというルールを作っています。

 困ったとき、悩んだとき、緊張して考えがまとまらない時等いろいろな状況となっても安心いただける環境がありますので、ご安心ください。

細かいことや気づいたことを

随時報連相します

 現状青葉リハ訪問看護ステーションではカンファレンスの時間はあまり多くありません。なぜなら、小さいカンファレンスを毎日その都度、担当者間で行うからです。看護師と、リハ職と、管理者と、役員と、居宅のケアマネさんと・・・・

担当利用者でチームを作りますので、どんどん積極的に話し合いを行います。

 話し合った結果もっと相談窓口を増やすことになれば大きなカンファレンスや役職者を交えてのカンファレンス、SNS(MCS)を使ってスタッフ全体で周知する。ということを実施しています。

 1人で考え、1人で動いてということは絶対にありません。

 上記のような取り組みを行っていますが、その都度働き方や、支援方法はアップデートしていきます。決まった方法はありませんので、積極的にご意見を頂ければそれだけチーム、事業所、会社の能力向上につながりますので、都度ご意見をスタッフからもらいながら支援方法をアップデートしていっています。