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帯状疱疹の症状とうつる期間|感染力はいつまで?医療職が正しく解説

帯状疱疹とは?

 

帯状疱疹は「水ぼうそうと同じウイルス」が原因の疾患です。

正式には 水痘・帯状疱疹ウイルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)によって起こります。

 

・子どもの頃に水ぼうそうに感染

・ウイルスが神経節に潜伏

・加齢・疲労・ストレス・免疫低下をきっかけに再活性化

→ 帯状疱疹として発症

 

特に、高齢者・基礎疾患のある方・介護サービス利用者で発症リスクが高まります。


帯状疱疹の主な症状【時系列で理解する】

① 初期症状(発疹が出る前)

・この段階が最も見逃されやすいです。

・皮膚の違和感・チクチク感

・ピリピリした神経痛様の痛み

・かゆみ・灼熱感

・軽い発熱・倦怠感

 

ポイント

→ 皮膚に異常がないのに「片側だけ痛い」のは要注意。

② 発疹期(帯状疱疹と気づく段階)

・体の左右どちらか一方に限定して出現

・赤い発疹 → 水ぶくれ(小水疱)

・神経の走行に沿って帯状に広がる

 

よく出る部位

・胸・背中

・腹部

・顔(目・耳周囲は重症化しやすい)

③ 回復期(かさぶた形成)

・水ぶくれが破れ、かさぶたになる

・徐々に皮膚症状は改善

 

ただし

痛みだけが長く残るケースがあります。

帯状疱疹はうつる?

基本的には、帯状疱疹そのものは「帯状疱疹」としてはうつりません。

 

しかしながら、 水ぼうそうにかかったことがない人には「水ぼうそう」として感染します。


感染する期間はいつからいつまで?

結論として感染期間は

「発疹出現~すべてがかさぶたになるまで」となります

 目安は約7〜10日間です


どのように感染するのか?

帯状疱疹は 飛沫感染ではありません。

・水ぶくれの中のウイルス

・直接接触(皮膚接触・処置時)

で感染します。

 

特に注意が必要な感染リスクが高い方

・水ぼうそう未感染者

・乳幼児

・妊婦

・免疫力が低下している方

 

介護・医療現場での注意点

・創部の露出を避ける

・処置時は手袋着用

・入浴介助・更衣介助は要配慮

 

 訪問看護・訪問介護では特に重要なポイントです。

帯状疱疹は早期治療がすべて

発症から72時間以内の抗ウイルス薬投与が鍵

・症状の重症化予防

・帯状疱疹後神経痛(PHN)の予防

「様子見」はリスクが高いです!

→ 皮膚症状が軽くても、痛みがあれば早めに受診を。

帯状疱疹後神経痛(PHN)とは?

発疹が治っても

・3か月以上痛みが続く状態

・高齢者

・初期治療が遅れたケース

で起こりやすいとされています。

予防:ワクチンという選択肢

 

現在、日本では、帯状疱疹ワクチンが受けられます

対象:50歳以上が推奨対象

効果

・発症予防

・重症化・神経痛のリスク低下

※詳細はかかりつけ医に相談を。


まとめ

✔ 帯状疱疹は再活性化したウイルス感染

✔ 水ぶくれがある間は感染力あり

✔ うつるのは「水ぼうそうとして」

✔ すべてかさぶたになれば感染リスクはほぼ消失

✔ 早期受診・早期治療が最重要

 

医療・介護現場からのメッセージ

帯状疱疹は

「よくある病気」ですが、

放置すると生活の質を大きく下げる疾患です。

・違和感の段階で気づく

・早めに医療につなぐ

これが、本人にも周囲にも最善の選択です。

 

医療現場でも帯状疱疹の方は驚くほどいます。

中には重症で全身の痛みや、強い患部の痛み等が影響し、寝たきりになる方もいらっしゃいます。

なんかかゆい、ぶつぶつができている場合は迷わず皮膚科受診を検討してみてくださいね。